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5月31日(月)

さて、今日は早起きして昨日の朝食と同じレストラン・マティラにて朝食。

早起きの理由は、ホテルの有料アクティビティである「タアロア・ボラボラ・クルーズ(帆船による島一周ツアー)を昨日申し込んだからです。料金は1人6600cfp。

シュノーケルやタオル、カメラ等を持って水着姿で待ち合わせ場所である水上コテージの通路の先端に行きます。
時間になると不思議な形をした船(双胴ヨット=カタマラン
catamaranというスタイル)がやってきました。

二艘のヨットの胴体を少し離して幕を張ってくっつけて、真ん中に帆を付けた様な感じ。人間の乗る場所はトランポリンの上状態です。ビヨンビヨンして最初はちょっと慣れませんが、走り出すと快適。下の写真では波止場近くのために帆を使わず動力を使っていますが、少し離れたところで帆を張ります。

ビックリしたのは帆を張って風を受けた途端に凄いスピードで走り出したこと。
帆船って思っていたよりもスピードが出るんですね。快適快適!環礁の内側の海なので、波もなく揺れませんから船に弱い人でも心配要りません。


さて、このクルーズ、私達の他に、別のホテルからの参加者が3組。いずれもすでに仕事をリタイアされた感じの熟年カップル。でも、皆さん、シュノーケリングもどんどんするし写真もバシバシ写すし若い若い!

そして、まるで映画俳優のようにカッコイイ船長と奥様。21年前にパリからタヒチに移ってこられたようです。色々な説明は私達には簡単な英語で話してくれました。

 

帆を張って快適に走ります。ルートはホテルに来たときの逆コースを辿って島の東海岸沿いをまわり、飛行場を右に見ながら進んでいきます。島の北側で碇を下ろし皆、船を下りて30分ぐらいシュノーケリング(船の上で過ごすのも可)です。その場所はホテルの前と同じ様に遠浅で深さは腰ぐらい。子供でも立てるでしょう。生きた珊瑚が点在していますので、歩くときは踏まないように注意が必要です(勿論、貴重な珊瑚の保護と、自分の足などへの怪我防止の両方の意味で)

海原に降り立つと船長さんがめいめいにフランスパンを投げてくれます。勿論、魚寄せに使うように。
マスクをして水中を覗くとすぐ目の前を小さい魚たちが横切ります。パンをちぎって手のひらに乗せるとスッと現れツンツンついばんでいきます。うーん、熱帯魚と一緒に泳ぐ(←漂う)私。

 

タヒチの旅行パンフレットを見ると、沢山の魚が目の前を泳いでいる様な写真が出ていますが、あのマンマ。本当にわらわらと群がってきます(^-^)

充分楽しんだので、船に上がり一息。船長の奥様がそれぞれにパイとジュースをくださいました。美しい海の上でおやつタイム。

碇をあげて船はまた走り出します。島の西部に環礁の輪っかが切れたところ(テアバヌイ・パスTeavanui Pass)があり、そこは大型船も通れる、との説明。確かに海の色が濃いです。ダイバーには外洋の大きな魚が見られるポイントとして有名だそう。その近辺から島の南西辺りまではわりと深い色をした海(ポオファイ湾Baie de Pofai)が続きます。左側にはバイタペの町並みが見えます。

そこからしばらく走るとロファウ湾Baie de Rofauです。
まるでターコイズブルーのペンキをこぼしたかのような海原にいきなり切り替わります。グラデーションではなく、境界線がクッキリ。いや〜、面白いなぁ。(下の写真は境界線を通り過ぎてからなので逆向きです)

ここからマティラ岬をぐるりとまいてホテルの波止場までの時間は本当に夢のようなひととき。
ウソじゃないの?って思うぐらい美しい!

今回の旅行中に見た風景で間違いなく一等賞。これを見られただけで旅行代金を払った価値があると思います(^-^;

目が眩む様な海原をすべるように進みます。マティラ岬をぐるりとまわって出発時と同じ船着き場に。
素晴らしい時間をどうもありがとう〜(^-^) 船長夫妻に大きく手を振りお別れです。


さて、部屋に戻って…街に出ることにしよう。
ホテルに戻って、フロントでバイタペ(VAITAPE)の街への無料送迎サービスを申し込みました。ミニバスでボラボラ島での一番大きな村バイタペまで連れて行ってくれます。現地で1時間半ほど自由行動でまたホテルまで戻ります。せめてもう1時間あればゆっくりと町並みを見ることが出来るのですが、この時間ではちょいと慌ただしい。

10名ぐらい乗せて快適にバスは走ります。
バイタペの街は空港からの船着き場があるところ。島で一番大きな街…といっても街道沿いにポツポツとお店が点在している程度で、静かな落ち着いた場所です。ホテルから車で15分くらいでしょうか。
お土産物を買おう、と思っていたのですが、そんなわけで(時間が短く、お店も少ないので)とりあえずスーパーに。Magasin Chin Leeという比較的大きなお店に入りました。ここは名前で分かる様に華人経営のスーパーということですが、特にそれっぽい品揃えではありません。おもてからの見かけよりはかなり奥行きがある広い店で品物が豊富です。

生活雑貨・食料品(さすがにフランス領だけあってワインが豊富、かつ安い)・パレオなどがそれぞれコーナーになっていて売られています。果物はバナナとオレンジ、洋梨を買いました。

 

バナナ(1キロ230cfp)は緑色のと黄色く熟したのをそれぞれ2本ずつ。緑色のは料理用か、はたまた保存用なのか生食出来ませんでした(^-^; 旅行中持って歩いて3日目ぐらいにやっと食べられる状態に。黄色いのはそのままOK。日本で買うのとはやはり違い、ネットリしていて美味しいです。なお、南国だからもう少しトロピカルなフルーツが豊富にあるかと思っていましたが、南半球で季節が晩秋にあたるためか、あるいは元々ほとんどを輸入に頼っているから少ないのかあまりみかけませんでした。

    

バゲット(長い棒状のフランスパン)は主食の一つなので、政府が値段統制していることもあって安い(40cfp)です。私達も1本買いました。長さが6-70cmぐらいあり、「傘立ての中の傘」状態で売られています(^-^; でも日本でのフランスパンと比べて皮の部分が薄く、中も柔らかく、とても美味しいので2人で1本はペロッと食べられちゃいます。あと海辺での魚寄せにも使えるので現地へ行かれる方は是非購入してくださいね。ついでに小さな瓶詰めジャムを買うとなお良いです。

下の写真は魚料理に使う「ミティウエmitihue」というもの。椰子の果肉と海老の頭から作るソースだそうです。タヒチ料理には欠かせないものだそうで、魚に限らず肉や野菜料理にも大活躍。1リットルで715cfp(傷みやすいのでお土産には不適当)

さて、時間も少ないのでパパッとお土産になりそうなものを探してみました。メイド・イン・タヒチのココナッツの香りの石鹸や、MONOI TIARE TAHITIという香水(というか香油)を買いました。他にパレオなどもいいかもしれませんが、私達は最終日にタヒチ島に行くので、重くなりそうなものをその時に買うことにしていたので特に見ませんでした。

タヒチでお土産物を買うのに苦労するのは…
「物価が高く、しかも観光地値段なのでシャレにならない」
「店に列ぶのはほとんどがフランスからの輸入もので、タヒチ産のものを探すのが大変」
「(手頃な値段での)タヒチ名産、というものが特にない」
「そもそもお店が極めて少ない」

…ってなところでしょうか。

買い物を終え、道の反対側にある軽食屋さんへ。サンドイッチ(タヒチのはバゲットで作ります)を持ち帰り用に作ってもらい、ついでにアイスクリームを店頭で食べます。足もとでは猫も犬も仲良くお昼寝。うーん、気持ちいいもんねー。羨ましいぞ。
食べ終えて隣りの土産物屋さんに。ここで小物を数点買いました。そうしているうちに待ち合わせ時間なのでバスに戻ります。海岸線を快適に走りホテル着。ちょっと慌ただしくはありますが、とても楽しいひとときでした(^-^)

部屋に戻り、海原を見ながら先ほどのサンドイッチをほおばります。美味しい〜。

今回の旅行ではホテルでの食事をあまりしていません。とても高い、というのもあるのですが、どこでも手軽に買えるバゲットがとても美味しい、という理由もあります。私は日本ではフランスパンの類はまず食べないのですが、こちらのものはクセになってしまうほどの美味しさ。日本でこれが食べられるならば3日おきぐらいに買ってることでしょう(^-^;

その後、ホテル裏の浜辺で写真を写したりしながらボーっと沈む夕陽を見ていました。今日も一日、楽しかったなぁ。

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