大澳は古くからの漁村であり、水上家屋に生活している人が多い、ということで有名なところである。
      
            
            
            香港仔などのサンパンの様に海の上に浮いた船の上で生活する人達とは違い、大澳の場合は棚屋、といい、海の浅瀬に家をそのまま建ててしまった、という感じ。
            軒先にはどこの家もボートが繋がれていて、そのまま日常の足代わりに使われているのであろう。
            
            橋を渡って突き当たりを右に曲がると關帝古廟、そして天后廟のある小さな広場に出る。
            關帝は三国志で有名な關羽のことで、その彼を奉ってある。
            天后は馬祖とも言われる。天后廟は香港なら港のあるところには必ず奉ってある海の神様だ。
          
   
         吊り橋の上から水上家屋方面を望む。
         
         
         關帝古廟。屋根の上に色々と飾
         り付けされていて美しい廟だ。
          
   
       
          
      そのまま歩いていくと、幾分ひらけて水上家屋が見渡せる場所に出る。
      
            
            
            2000年7月2日に大火があってかなりの家屋が焼失してしまったようだ。(このサイトで大火ちょっと前の水上家屋の雰囲気を伝えてくれる。そのページはこちら)
            
            
            沢山の特異な形をした家々が軒を並べている。船を身近に置きたいからこのような家屋を建てる気になったのか? はたまた、こっちの方が涼しいから? あるいは土地代が安かったから? もっとも、昔の香港ではこの形態の家屋があちこちで見られたらしい。
            颱風の時のように波が大きい時は平気なのか?とか心配してしまうが、入り江の奥だからきっと大波が来る心配はないのだろう。(と思ったらやっぱり大水が(--; その1 その2)
            
            軒先の柱とか水で腐ったりしないのかなぁ。
          
   
         
         
         
         

   
       
          
      こちらでも勧めているが(^-^;さすがに漁港ならではの特産物の数々。鹹魚(ハムユイ…塩漬けした魚の干物)や、干物、そして海老の
      
醤(ペースト状のソース)、塩辛のようなものなどが店先に列ぶ。
            
            
            旅程の最終日ならあれこれと土産に買って帰りたいものばかりなのだが…。
            後ろ髪を引かれつつバス停に戻るのであった。(瓶詰めとか干物だったら大丈夫だったな…)
          
   
         
         
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