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バスターミナルからの人の流れについていくと、商店街に出た。ここは永安街。道の両側に土産物屋や乾物屋が軒を連ねている。
でも商売熱心ではないみたいで、客に声をかけるわけでもなく、のんびりと店番をしている。


しばらく真っ直ぐに歩いてみることにする。本当に静か。昼下がりのひとやすみ時なのか、数軒おきに家の中、店の中から麻雀パイを掻き回す音が聞こえてくる。つい、通りから覗き込んだらオヤジさんとオバさんが卓を囲んでいた。なんだか気怠い雰囲気が漂っていて、それはきっとつまりこれが日常だからなんだろう、と一人納得する。


さらに真っ直ぐ歩いていく。
両側にあったお店は少なくなり、普通の民家が増えてくる。道行く人も地元の人ばかり。

中華な所ではお馴染みの赤青のシート、
そして旗がなんともいい味出しています。
右側の店は乾物を沢山並べて売ってます。

(劉徳華と張曼玉が荷物を抱えて歩いていたり、黎明や瀬戸
朝香が走っていたり、ということは…多分…ありません)



タイガースの浮き輪(--;

三叉路に出た。角には地元民相手の露天がふたつ出ている。大樹の下の日陰では地元のおバアさん達がベンチに腰掛けて嫁の悪口に花を咲かせている(想像)


そういや、ここらではジイさんよりバアさんの方がよく見かけるなぁ。油麻地の天后廟の境内なんかだとジイさん達が中国将棋に一所懸命な姿、というのが印象に強いが。


やはりここは漁師の町、ということで男どもは漁に行き、町の生活は女性陣が頑張る、という図式が出来ているのかもしれない。


来た道を戻り、島側に渡る事にする。永安街の繁華街の途中にその道はある。曲がってすぐ吊り橋がある。

左上側から歩いてきました。
パラソルの露天商は野菜を売っています。



福徳宮。小さなお宮だけど綺麗に掃除され
ていて大事にされているのが良く分かる。


吊り橋。小さいけど渡し船に比べれば雲泥の差。
映画「バレット・オブ・ラブ」で黎明と瀬戸朝香が再会(というか…)する場所。



映画「バレット・オブ・ラブ」では何度も出てきて強く印象に残っている吊り橋。意外に新しく、1996年に作られたものだという。それまでは渡し船だったとのこと。


吊り橋のところで魚やシャコや海老などを売っているオバさん達とそれを買うオバさん。この吊り橋の周辺に鮮魚類の売り子さん?が一番多く出ている。とびっきり新鮮だし、きっと安いんだと思うけど、買って帰るわけにもいかないし(^-^;


売り手のオバさん達は商売しているつもりがあるんだかないんだか。周りの人達とのんびりと世間話。。。


いい買い物が出来たようですね、オバさん。


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