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さて、帰りもバス。この島の国際空港のそばにある大きな街東涌へ向かい、そこから直接MTRに乗る、というルートにした。ここ大澳から島の真ん中辺りまでは来た道を引き返すが、そこからは島を縦断、山を越えて北海岸側の東涌へ向かうのだ。

北側の海岸沿いに走れれば早いのだが、残念なことにそのルートの道がない。また、以前は大澳からはフェリーが出ていて、東涌に直接行けたのだが、今は廃線になってしまっている。

帰り道、雲が一時だけはれてバスの窓から寶蓮寺の屋外大仏の姿が見えた。乗客が皆「あぁー」と歓声をあげていた(^-^;

バスは島を縦断、ぐいぐいと山道を上る。…と、突然、運転手がスピードを緩めた。
前を見ると「行く先、塞いじゃるぞ」という感じで
野良牛軍団あらわる!(--;

しかし、運転手も慣れたもので、止まることなく牛の間をスイスイとすり抜けていく。結構、スリリング(^-^;

走るバスの窓から一瞬だけ見えた大仏様。


…のどかな風景、というか、なんというか。


迫る野良牛軍団。バスだから良いようなものの、歩きだったら遭遇したくない(^-^;
(しかし動物園のライオンバスみたいだな)
丁度、寶蓮寺の裏手(東側)あたりをピークにしてあとはかなり急な下り坂が続く。
暫く行くと、眼下に街並みが見えてくる。よーく見ると空港も見える。なるほど、あの街が行く先の東涌なんだな。

標高が下がるにしたがって、道路の両脇に民家が見え始める。このあたりはまだ一戸建ての家があるんだな。見える庭々に大きな木があって、何か大量に実がなっている。多分、あれは
龍眼(ロンガン)だろう。とにかく木がでかいのと、実のなり方が凄いので大量に採れる、というのが良く分かる。街でも龍眼は安いもんなぁ(^-^;

16:25 東涌のバスターミナルに到着。まだ新しい感じで綺麗だ。駅前のショッピングセンターもとても大きく、映画館もある。なんていうか浦安とかの駅前の雰囲気に近い感じ。器が大きいワリに人口密度が低いというか、これからの街、といった感じか。

地震がない国だから駅前のやたらに背の高いビルは凄い形をしていて、しかも何棟もあるもんだから、これ全部売れて部屋が埋まるのかなぁ、と心配しちゃう。駅前で不動産屋の人が盛んにチラシを持って客引きをしていた。何度も呼び止められた(いやぁ、買えるものなら買いたいけどねぇ)

駅前のビル。なんだかもう…とんでもないデザイン。


MTRの東涌駅。ちなみにここから九龍半島
までの線路は地上を走るので地下鉄ではない。

ここからは普通にMTRに乗って帰ればいい。乗ってからしばらくは地上鉄?でAELと平行に走る。青馬大橋を越えてから地下鉄になる。

夏ならお昼に出て日が暮れる前に宿に着く大澳ツアー、いつもの活気溢れる街並みとは違う、のどかな
もう一つの香港が見られる。
このページをみて、ちょっと試しに行ってみようかな、と思ってくれたら嬉しい!
(★爆太郎)


行ってみようと思った方へ・参考ページ

大澳今昔(香港・要BIG5)

重いページですが、かなり詳しく紹介してくれています。写真も豊富です。

「Wai! Wai! わあちゃい」(日本)

劉徳華のファンサイトです。2001冬、うす味香港というコーナーで、映画「いますぐ抱きしめたい」のランタオ島でのロケ地巡り(詳しい!)をされています。

香港トレールコース(日本)

香港のあちこちをトレッキングされている方のサイト。普通の旅行ではまず見られない香港の風景が盛りだくさんです!もちろん、ランタオ島も行かれています。大澳近辺のレポートはこちら

文責:maomao@2002.8.24
写真:maomao MINOLTA dimage7i・SANYO DSC-SX550


犬もなんとなくのんびりと歩いている大澳。


ぜひ、いらっしゃいませ。

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