2月19日(月)
◆08:30
ちょっと早いけどチェックアウト。フロントに荷物を預ける。
今朝も朝から重い食事を摂る気持ちになれず、みんなとは別行動。

昼の便で帰国するT氏と南大門で軽い食事をすることにする。
市場の一角に食堂街があるのだが、そこに入る。観光客相手のお店ではあるが、値段はほとんど街の食堂と変わらない。
二人して冷麺(ネンミョン)を頼む。寒い韓国であるが、どのお店も暖房がしっかりと効いているから冷たいものでも美味しくいただける(^-^)


一見、辛そうに見えるが、むしろ甘い感じ。ぷっちんとした麺の弾力が魅惑的。勿論、食べる前によぉーく掻き回すのは韓国料理のお約束。冷たくて美味しい!



食堂のメニュー。
どこのお店もこんな感じである。
ただ、明洞とかの繁華街の食堂は大抵、日本語のメニューが置いてあり、日本人だと分かるとそれを持ってきてくれるので、臆せず注文できる。ハングルが読めればそれにこしたことはないけどね。


その後、市場を冷やかす。とりたてて買う物もないので、南大門東側、道路を隔てたところにあるソウル中央郵便局へ。ここから日本の地方の友人に頼まれ物を送りつけることにする。
日本国内で宅急便を使うよりも金額的に安いし、自分の帰国時の荷物も軽くなる、と一石二鳥(^-^) パッキングは入り口向かって左側に専門部署があって、送りたい荷物を差し出すと手際よくその大きさにピッタリの梱包をしてくれる。これは見ていて惚れ惚れする(笑) 3000W。
それを窓口に差し出す。ビデオテープ5本分ぐらいの大きさ、重さの荷物で5500W。

◆09:50
T氏とさよならして、一人、明洞から地下鉄4号線で大学路へ向かう(←駅は恵化駅)
この駅の近くに「中華CDも扱っているというCDショップ」がある、との記事を見たのでチェックだ。

大学路(テハンノ)は東大門から北へちょっと行ったところ(地下鉄で1駅)で、その名のとおり、いくつかの大学があり、学生相手の店が沢山ある若々しい感じの街だ。

恵化駅で下車したら1番出口から地上に出ると目の前にそのお店…SKCプラザがある。

中華の棚はご覧の通り、6〜70枚程度の品揃え、といったところか。一番多くあるのが黎明。彼は韓国での活動にも力を入れている為に、それなりの知名度や人気があるのだろう。その他、王菲や張學友などは数枚のみ。期待していなかった彭羚が一枚だけあったので嬉しくて買う(^-^;

日本では大半が本国からの直輸入盤となるが、こちらでは中の歌詞カードなどにハングルの解説などが入っているパターンもあり、アルバムジャケットに韓国のディストリビューターの名前も入っているので、こちらで細々と作られているのかな??(商売になるとは思えないんだけど…)

◆10:40
タクシーで鍾路3街へ。3400W。
下車後、のんびりと鍾路を歩く。昨晩訪れたTOWERのそばにTゾーンがあるのだが、昨日はすでに閉まっていたのでそこへ寄ってみる。VCDなどが少しあるが期待外れ。
入り口の所にあった映画のチラシをもらう(映画館が上の階にあるのだ)

歩いているうちに鍾閣1街。角にある永豊文庫に寄って友人依頼の絵本の土産を物色。
ついでに韓国POPSの楽譜を探す。大概、どこの国でも美術書とかの芸術書のコーナーに楽譜類もありここでもクラシックの楽譜などの一角に置いてあった。

韓国POPS楽譜3冊とその中身(NEW HIT SONGより)

ペーパーバックサイズ(3000W)と豆本サイズ(2000W)がある。

主メロとコード、歌詞が載っているいわゆる「明星の歌本」タイプ。着メロとか音楽ソフトの打ち込みの参考に使うには充分。

裏に出ている広告を見てみるとバンド譜も出しているようだ。




◆13:20
ホテルまでの帰り道、そういえばちょっと小腹が空いたなぁ、と屋台でフナ焼き(4つ1000W)を買う。日本の鯛焼きに比べるとやや小振り。皮の材料が違っていて、もっとモチッ、カリッとした感じ。餡はやっぱり甘さ控えめである。
しばらく歩いていたら焼き栗の屋台もあったので、それも買う(一袋10個ぐらいで2000W)
焼き栗は日本で見かける甘栗とは違い、栗を剥いて火を通したもの。味付けはしてないが栗の自然の甘みがなんとも美味しい。
明洞の入り口でN姐、R姐の二人にばったり遭遇。フナ焼きと焼き栗をお裾分けする。
缶コーラ(550W)を買って空き地でひといき。

◆14:00
ホテルに戻る。預けてあった荷物を受け取り、ロビーに皆が揃ったところでホテルを出る。
◆17:15
JL954便はソウル金浦空港を飛び立った。眼下の韓国が海に変わる頃、美しい日没。

何事もなく、楽しいオフであった。
病み上がりだったので、100%の行動が出来なかった(特に食事関係)のがちょっと残念だったが、計画していたことの大半はクリアー出来たし。

帰国して思った>また、すぐに行くからね(^-^)


●2001年ソウル旅行記 文責&写真:maomao(C)2001 写真は全てSANYO DSC-X110

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