もし旅行中に映画などのVCDを買う予定があって、しかもこの竜山へ来ることがあるならば、ソウル市内よりも、こちらでまず探してみるのがいい。値段的に安いし種類も多めである。

VCD、3枚10000Wのお店が何軒かある。
面陳列してあるので、探しやすいしね。



◆13:30
おおかた見終えたので、ソウルに戻ることにする。駅で切符を買いホームに向かう。ところがどこがソウル行きホームなんだか分からん。
たまたま近くを歩いていた地元民らしき若い男性に訊いてみたら「ワタシもソウルに行きたいのですが分かりません(^-^;」との返事(爆)
近くのおじさんに訊ねてくれた。「こっちだそうです」と案内してくれてホームへ。
「カムサハムニダ(ドモありがとう)」とお礼を言ってホームの中ほどで電車を待っていた。暫くし
たら電車待ちの人混みの中から私を捜し出して「どうもこっちじゃないみたいです。着いてきて」と、もう一本手前側のホームまで連れて行ってくれ「今度は大丈夫です(^-^)」とにっこり。最初に教えてくれたおじさんが間違えて教えたらしい(うう) いやいや、わざわざありがとう。嬉しかったよ。

◆13:45
ソウル駅で降り地下鉄に乗り換えのつもりがうっかり改札を抜けてしまい、仕方なくホテルまで歩く。

荷物をホテルに置いて明洞のメトロミドパへ向かう。ここの地下にはパワーステーションというCDショップが入っていて、ソウル内でもTOPクラスの安値で有名だそうだ。

ハングル表記で陳列されているのでお手上げな私は、近くの店員に歌手名を告げて場所を教えてもらう。

数枚カゴに入れたところでT氏にばったり。彼もここで爆貧中だった。
結局、紫雨林とかパク・ヘギョンとかシン・ヘッチョルなど13枚買ってホテルへ戻る。131600W。


地下道から直接入れるパワーステーション。入って左側が韓国POPS。右側のJAZZのコーナーの側に中華モノが少し。




◆15:00
ロビーでT氏、A姐と落ち合い、南大門で行われる「KIM KWANG JIN」のライブへ向かう。
南大門市場の中にどっしり建つ、やたらに高いビルMESAの上の方にホールがあり、そこで行われるらしい。
T氏、A姐共にあらかじめ旅行前にネットで調べていたのだった。

KIM KWANG JINは男性POPシンガー。10年近く活躍しているベテランだそうな。…とはいえ、ロビーで開場を待っている人は若い女性が圧倒的に多い。

ロビーにいた係員に「今日のチケットが欲しいんだけど」って訊いたら売り場を教えてくれた。

当日券は2階の端っこだったけど、会場自体がそれほど大きくもない(大きめのライブハウスなみ)のでステージの様子はちゃんと見える。ライブ途中でE氏が遅れて到着。


◆18:45
ライブを終え、南大門市場へ。A姐が竹塩を買う。お土産用に…と私もつられて買う(^-^;

◆19:30
ホテルロビーに全員集合。
折角、7人もいるんだから少人数では食べられないものを食べに行きましょう、ということで韓定食食べちゃうぞツアーだ。

場所は仁寺洞にある『思苑』(鍾路区寛勲洞84-11)というところだ。
仁寺洞のメインストリート真ん中辺りで東方面に入ったところにあるのだが、この界隈は同趣向のお 店が多いようで、ちょっと探したりする。E氏がその辺のお店の人に尋ねたりして無事到着。

韓定食(ハンジョンシク)は昔から伝わる宮廷の韓国料理フルコース。粥からはじまりキムチ、焼き 魚、焼き肉、具を餃子の皮の様なものに包んで食べる九節板など次々に運ばれてくる。
どちらかといえば全体的に素材の味を活かす抑え目の味付けがしてあり食べやすい。陰陽五行の思想 を受けて、五種類の味付け(しょっぱい、酸っぱい、甘い、辛い、苦い)と五色の彩り(赤、白、 緑、黄、黒)だそうな。


次々と運ばれてくる料理。強烈に辛い、というものは無かった。


真ん中にある餃子の皮のようなものにまわりの具を包み、タレをちょっと付けて食べる。

お酒の好きな人もいるので、ドンドンジュ(マッコルリ=韓国のどぶろく)も頼む。これは優しい甘さがありお酒の飲めない私にも美味しくいただける。
アルコール分は結構高いので飲み過ぎないようにしなくちゃね。


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