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迪化街[5月5日・午後]

PM3:45
荷物が増えたので一旦ホテルに戻る。昼食を食べずに歩いていたので軽く何か食べたい。ホテルの近くのケーキ屋でロールケーキの小さいのを2つ、そして飲むサロンパス(味があのサロンパス臭いんだけど、慣れるとクセになる(^-^;)黒松沙士を買う。ケーキ、パサパサでウルトラ不味い(--メ やっぱり食べ物は人が沢山出入りしている店で買うのがいい、と教訓になる。


PM4:30
一息ついたので次の目的地、迪化街(廸化街)に行くことにする。ホテル前からタクシー。
迪化街は台北車站から北西方向に数キロ行った淡水河沿いのところにある問屋街である。主に乾物関係および大陸系漢方薬屋が有名。東京で言えば御徒町、香港で言えば上環みたいなところだ。

タクシーを降りると「海産物の匂い」がする。店頭に並べられた干し魚のせいだ。お酒飲みの人ならばつい、つまみに買いたくなるであろう。

てくてくと歩いて見て回る。問屋街ってどこでも楽しい。中華な食材を扱っているところも多く、料理好きならあれこれメニューが頭に浮かんでくるんじゃないかなぁ、と思う。

基本的には小売りをしてくれないところが多いそうだが、まとめて買ってみんなで分ける、というのも手かもしれない。
「マンネリ化したお土産に飽きたら迪化街」というのを合い言葉にしよう(--;

沢山並べられたお菓子類も、日本のものに比べてちょっぴりハデな色合いで目を引く



屋台用の発泡スチロールの食器やストロー、紙ナプキンなどのテーブル周り用品の問屋。最近、日本で流行りだした珍珠茶用のぶっといストローもこの種の問屋で入手できる。
こちらは漢方薬屋さん。店の前を通るといかにも漢方!という独特の臭気があるのですぐ分かる。秋葉原の石丸電気のそばの漢方薬屋さんを思い出すなぁ。

迪化街の一段からゆっくり見ながら台北車站方面に歩いて南下する。そのまま真っ直ぐに来ると塔城街になるのだが、そこと甘谷街が交わる交差点からちょっとばかり甘谷街を東側に入ったところに見慣れたマークを発見。台湾では珍しい*Macintoshの専門店であった。

*昔、今はなきMac Bros(技術評論社)というカルトな雑誌があって、なぜか当時としては極めて珍しくアジアの情報が濃かったのだが、そこで台北のMacintosh屋さん巡りを記事にしていた。最初に台湾を訪れた94年11月に、私はその記事のコピーを持ってタクシーを駆使してその記事と同じように巡ったことがある(--; なんかその時のことを思い出してしまった。


凛々しいアップルの看板である。
蘋果とはリンゴのこと。このMacintosh屋さん、詳細のチェックを忘れたが、お店の名前は「青蘋果電脳」である。野口五郎みたい(古いか)


ちょっと見にくいが、電話番号のFONTにGaramond Narrow(Macintoshのロゴに使われている書体)を使っているところがこだわりか(笑)

右側のお店も青蘋果電脳

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