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●お鷹の道、真姿の池湧水群(2005年1月23日)

現在の国分寺市内で最も「武蔵野」を感じさせてくれる場所だと思います。JR国分寺駅から南側へ数分ほど歩くと急な下り坂になります。これは国分寺崖線と呼ばれ、大昔に多摩川が削り取ったものということです。現在の多摩川ははるか南下して府中市の南部を流れていますから、悠久の時間を感じずにはおられません。削り取られた崖のあちこちから豊富な湧水が出ています。

◆その中でも特に有名なのがここ真姿の池湧水群です。


お鷹の道(後述)から真姿の池、湧水の水源方向を望む。


結構、水量があります。


ここが水源。ペットボトルを持参して汲んでる人に良く遭遇します。


水は大変に綺麗ですが、「必ず湧かして飲用する様に」とのこと。

水源から上方を見上げると祠があります。
水はかけがえのない大切なものですから昔から大事にされていたのでしょう。

「真姿の池(ますがたのいけ)」です。大きな鯉がゆらり泳いでいます。

 

お鷹の道(地図には載っていませんが遊歩道があります)に沿って野川の源流が流れています。この水は現・国分寺の境内から湧き出たもの。少し下流で上記の真姿の池湧水群の水と合流して水量を増します。

「ほたるのすむ川」の看板通り、シーズンにはホタルの淡い光が水辺に舞います。


運が良ければ会えるかも?のんびりぷかぷか。

 

◆お鷹の道の起点にある現・国分寺の境内にある万葉植物園です。無料で見学することが出来ます。

入り口です。

万葉集にゆかりの草花・木々が沢山(約160種類)植わっています。昭和39年1月15日に市の指定天然記念物に指定されています。
東久留米の米津寺から移設された山門、そして参道。参道の桜は春に見事な花を見せてくれます。

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